1番人気ナイトインロンドン(牡3、大竹)が直線で抜け出し、未勝利から3連勝を決めた。勝ちタイムは2分39秒4。

後方待機から勝負どころで位置を上げると直線は和田竜二騎手のアクションに応えて長く脚を使い、2着に2馬身差をつけ力の違いを見せつけた。鞍上は「跳びがでかい馬で小回りは楽ではないと思っていたけど、こなしてくれたのは収穫があった。広いコースならもっと楽に動けると思う。菊花賞に向けて楽しみ」と手応えをつかんだ様子だった。

大竹正博師は「道中は手が動いていたけど、最後は離して強い内容でした。母系の(メジロ)マックイーンと(父の)グレーターロンドンのしまいの脚と、いいところが受け継がれている。今後は菊花賞を目標にトライアルを挟むかどうかなどを検討します」と、3冠最終戦を視野に入れた。