夏の小倉競馬開幕に先立ち“レジェンド”武豊騎手(54)が10日、福岡市役所本庁舎西側ふれあい広場で、タレントのカンニング竹山(52)らとトークショーを行った。

会場のモニターに昨年のダービー優勝の映像が流れると、会場は大盛り上がりで、集まった約1200人のファンから拍手が起こった。同レースで勝利したドウデュースは21年9月に小倉でデビュー。新馬戦から騎乗している武豊騎手は「普通の子じゃないな」と、並外れた素質を感じていたという。

同年のダービーで2着に下したイクイノックスに対しては「キタサンブラックの子は走りますね。どこかで再戦したい」と、皐月賞、ダービーに続く3度目の対戦を熱望した。

また、6日の札幌デビュー戦を快勝したドゥラメンテ産駒のガイアメンテ(牡2、須貝)については「いい馬。大物感がある。まだまだ良くなる余地がたっぷりある。精神的にも幼い馬なので」と語った。“レジェンド”は、そのポテンシャルの高さと、今後の伸びしろに大きな期待を寄せていた。