22日にキャロットクラブの公式サイトで凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月1日=パリロンシャン)参戦が正式に発表されたスルーセブンシーズ(牝5、尾関)について、管理する尾関師が近況を伝えた。

宝塚記念(2着)後はノーザンファーム天栄で疲れを癒やして調整してきた。師は「(宝塚記念2着後)あれだけ走ったのでいつもより回復に時間がかりましたが、順調に回復できたし今はおなかもふっくらしています」と馬体の充実ぶりに目を細める。

今回は帯同馬を連れていかず1頭での遠征となる。師は「われ関せずのタイプですからね。行ってみないと分からないけど、悪い方に出なければ」と、周りの干渉を受けない精神面の強さに信頼を寄せている。

今後は同牧場で出国検疫を行い、9月15日に出国するスケジュールを立てている。