芝2200メートルの日本レコードを保持しているプリマヴィスタ(牡6)が25日付で競走馬登録を抹消された。今後は社台ファームで乗馬となる。

父ハーツクライ、母サンヴァンサンという血統で、2017年セレクトセール当歳の部では6800万円(税抜き)で落札された。矢作厩舎から2019年12月の中山でデビュー。3戦目の未勝利戦(阪神芝2000メートル)で初勝利を挙げた。

その後、2勝を重ねて、3勝クラスへ出世。2022年5月8日の三方ケ原S(中京芝2200メートル)では1000メートル通過57秒2のペースを中団から差し切り、3馬身差の快勝。勝ち時計は、2分9秒0でJRAレコードを記録した。現在も同記録を保持している。

オープン昇級後は、重賞を中心に走ったものの、勝利を挙げることはできなかった。JRA通算成績は33戦4勝だった。