ルージュスエルテ(牝、国枝、父ハーツクライ)が単勝1・5倍の断然人気に応えた。勝ちタイムは1分22秒5。

東京芝1800メートルの新馬戦は7着に敗れていたが、大外枠からハナを奪うと、直線は2着ポリトナリティーに5馬身差をつけた。

9年連続のJRA年間100勝を達成したルメール騎手は「今日はスピードを出してくれた。能力は絶対にあるので、上のクラスでいい結果を出せると思います」と評価。国枝師は「1400~1600メートルかな」と今後について話した。

馬は口取り写真の撮影中に息が急激に乱れ、ふらついて熱中症のような様子を見せたが、地下馬道で入念に水をかけられ、確かな足取りで厩舎地区へ引き揚げていった。