元ドイツのトップジョッキーで、JRA短期免許を取得して来日経験もあるフィリップ・ミナリク氏が亡くなったことを5日、欧州メディアがX(旧ツイッター)で伝えている。48歳だった。

チェコ出身の同氏は騎手時代にドイツで4度のリーディングを獲得した名手。14年のジャパンCではアイヴァンホウ(6着)に騎乗するために初来日し、以後は何度も日本で騎乗している。JRA通算29勝を挙げている。

20年にドイツ国内のレースで落馬して意識不明の重体となり、その後、意識は回復し、騎手を引退していた。 日本のファン、競馬関係者にも愛された。