日曜阪神の秋華賞トライアル・ローズS(G2、芝1800メートル、17日、1~3着馬に優先出走権)で、関東馬ブレイディヴェーグ(宮田)が栗東滞在でG1切符を狙う。

昨年8月の新馬戦こそ2着に敗れたが、その後は休養を挟みながら2連勝。美浦の坂路が改修中ということもあり、1日から栗東に入って調整を進めている。沢江助手は「こちらに来て1日目はソワソワしていましたが、カイバも食べるようになってきました。動きもちゃんと手前を替えて真っすぐ走れていますし、順調です」と話す。

過去3戦全てで上がり最速をマークしているように切れ味は一級品。「乗りづらくもないですし、動きの質が以前に比べてすごく良くなっています。セールスポイントはためて切れるところだと思いますね」。阪神外回りの長い直線で豪脚を見せつける。【奥田隼人】