22年セレクトセールにて2億1000万円(税抜き)で高額落札されたボンドガール(牝2、手塚)が28日、サウジアラビアRC(G3、芝1600メートル、10月7日=東京)に向け美浦ウッドで1週前追い切りを行った。

6月4日東京マイル戦の新馬を勝ち上がり、4カ月ぶりの実戦を迎える。この日の鞍上には栗東から駆けつけた川田将雅騎手。外ヴァーンフリート(古馬3勝クラス)を4馬身追走する稽古で、直線では馬なりで併入した。6ハロン83秒5-11秒4。気の高ぶりはややあるものの、1完歩ごとに加速していく様は一流馬のそれ。毛づやの良さ、整ったシルエットは馬名に相応しい。手塚師は「動き自体は良かった。前回より馬が成長していて、体が大きくなった」と好感触だった。

馬主はウマ娘で知られる藤田晋オーナー。