22年高松宮記念覇者のナランフレグ(牡7、宗像)が現役を引退し、種牡馬入りすることが分かった。7日、管理する宗像師が明かした。けい養先は北海道日高町のヴェルサイユファームになる予定。

宗像師は「G1を取らせてくれた馬で、香港(22年香港スプリント10着)にも連れて行ってくれました。本当に感謝、感謝です。種牡馬入りということで、次のステージでも頑張ってもらいたいです」と真っすぐな目で話した。

1日のG1スプリンターズSに出走していたが、9着に敗れた。これが引退レースとなった。22年高松宮記念では8番人気と伏兵ながら勝利。主戦の丸田騎手、管理する宗像厩舎にG1初制覇をもたらした。

父ゴールドアリュール、母ケリーズビューティ(母父ブライアンズタイム)の血統で、18年10月に東京のダート戦でデビューしていた。JRA通算37戦6勝。