横山武史騎手(24=鈴木伸)騎乗で、紅一点だった1番人気コラソンビート(牝、加藤士)が未勝利からの3連勝で重賞初制覇を果たした。勝ちタイム1分20秒6の2歳コースレコードタイム。新種牡馬スワーヴリチャード産駒、管理する加藤士津八調教師(38)ともうれしいJRA重賞初Vとなった。牝馬による制覇は98年ウメノファイバー以来、25年ぶり。

大外から主導権を握ったジャスパーノワールが飛ばすハイペースの中、道中は中団をリズム良く追走。手応え十分に直線を迎え、満を持して追い出されると先に抜け出した3着オーキッドロマンスをかわし去り、ゴール前迫った2着ロジリオンの末脚も首差で退けた。

昨年のオオバンブルマイに続いて連覇となった横山武騎手は「想像以上のいい脚を使ってくれました。癖がなくて、真面目すぎるくらいの馬。距離は1ハロン延びても大丈夫」と笑顔で話した。

馬連(2)(7)2160円、馬単(7)(2)3560円、3連複(2)(3)(7)1万6220円、3連単(7)(2)(3)6万240円。

(注=成績、払戻金などは、必ず主催者発表のものと照合してください)