昨年のフラワーC2着馬、ニシノラブウインク(牝4、小手川)が現役を引退して繁殖入りすることになった。西山茂行オーナーが13日、自身のX(旧ツイッター)で発表した。

ニシノラブウインクは、父エピファネイア、母ニシノシルエット(母の父アグネスタキオン)。21年6月の東京でデビューし、5戦目で福永祐一騎手(現調教師)の手綱で初勝利。三浦騎手とのコンビでフラワーC2着、オークスでは逃げて8着とG1にも出走した。通算16戦1勝。

西山オーナーはXに、レース中の鼻血で全治9カ月から1年かかる状況を説明し「まだ4歳。父エピファネイア。どうするか、一晩悩んだ。結論は、競走引退して繁殖入り。無念の決断でした。この馬は走ると思っていただけに寂しい」「良いお母さんをやってもらいましょう」などと、引退決断に至った心境を記した。