ジャパンCを制したヴェラアズールとムーア騎手。左へ3着ヴェルトライゼンデ、2着シャフリヤール(撮影・丹羽敏通)=2022年11月27日、東京競馬場
ジャパンCを制したヴェラアズールとムーア騎手。左へ3着ヴェルトライゼンデ、2着シャフリヤール(撮影・丹羽敏通)=2022年11月27日、東京競馬場

■ジャパンCの見どころ

超豪華メンバーが集結するジャパンC(G1、芝2400メートル)がいよいよ26日、東京競馬場で行われる。


主役は世界ランキング1位のイクイノックス(牡4、木村)だ。秋初戦の天皇賞・秋では衝撃のコースレコードでG1・5連勝。従来記録を0秒9も上回る1分55秒2で完勝し、ずばぬけた能力を見せた。中間も順調で、どんな競馬もできるタイプ。普通に走れば6連勝が濃厚だ。


もう1頭の主役はG1・4連勝中のリバティアイランド(牝3、中内田)。こちらも圧倒的な強さで牝馬3冠を制し、非凡なポテンシャルを持っている。今回は初の古馬相手で、トップレベルの牡馬との対戦となるが、その高い能力と古馬牡馬との4キロ差があれば通用しても不思議はない。


昨年のダービー馬ドウデュース(牡4、友道)は巻き返しを狙う。天皇賞・秋は7着に敗れたが、長期休養明けもあり結果は度外視。レース当日のアクシデントで武豊騎手が乗れない不運もあった。たたき2戦目、イクイノックスを破ったダービーと同じ舞台で真価が問われる。


G1・3勝馬タイトルホルダー(牡5、栗田)も楽しみな1頭。休み明けの前走オールカマーは2着に敗れたが、単騎で先行力が生きる競馬になれば、そのままも十分ある。


昨年の覇者ヴェラアズール(牡6、渡辺)はこの1年がひと息だが、徐々に良化ムード。得意の舞台で展開が向けば、上位に食い込んでいい。


昨年の2冠牝馬スターズオンアース(牝4、高柳瑞)は天皇賞・秋を爪の不安で回避し、仕切り直しの一戦。大阪杯で鼻差2着に健闘しているように、牡馬相手でも力差はない。


他にも、G1・2着4回のディープボンド(牡6、大久保)、ドバイターフ2着のダノンベルーガ(牡4、堀)に、チャンピオンズCと両にらみのパンサラッサ(牡6、矢作)などメンバーは多彩。


もちろん、フランスから参戦するG1・2勝馬イレジン(せん6、J・ゴーヴァン)も侮れない。


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