ヴィクトワールピサ産駒グローリーアテイン(牡、金成)がデビュー戦を勝利。昨年はダービー馬タスティエーラを輩出したジャパンCデーの東京芝1800メートル新馬戦を制した。

好スタートから中団外に位置。前半1000メートル64秒2と落ち着いたペースで折り合い十分に直線へ。ゴール前はウォータースケイプとのたたき合いを首差制した。勝ち時計は1分51秒0。

戸崎騎手は「追い切りに乗せてもらって、いい動きでした。その中でもうひとつギアが欲しいなと思っていましたが、今日は返し馬の雰囲気が良くて、レースも上手に運んでくれました」とたたえた。

金成師は「調教でも動いていましたからね。真面目過ぎるところが心配でしたけど、折り合いもついていましたし、距離が延びても楽しみですね」とうなずいた。今後は放牧に出される予定。