ドイツが産んだ歴史的名牝、デインドリームが今年8月31日に死亡していたことが分かった。けい養先の社台ファームへの取材によると、蹄葉炎(ていようえん)の症状が悪化し、安楽死の処置が取られたという。15歳だった。

08年5月7日生まれ。現役時代は11年凱旋門賞、12年キングジョージ6世&クイーンエリザベスSを制覇するなどG1・5勝を挙げた。12年に現役を引退し、英国で繁殖入り。その後は20年12月に日本に輸入されていた。今年のエリザベス女王杯2着ルージュエヴァイユ(牝4、黒岩)は、デインドリームの孫にあたる。同じく孫のリーチユアドリーム(牝、黒岩)が2日中山2R(2歳未勝利、ダート1800メートル)に出走する。