有馬記念(G1、芝2500メートル、24日=中山)の2週前追い切りが6日、東西トレセンで行われた。皐月賞馬で菊花賞3着から巻き返しを図るソールオリエンス(牡3、手塚)は美浦ウッドで3頭併せを行い、6ハロン81秒0-11秒3を馬なりで計時した。

嶋田騎手(レースは川田騎手)は「前に距離を取って馬を置いて、最後は馬なりで。という指示でした。楽について行けて、反応も良かったです。いい状態だと思います」と順調さをアピールした。

前日からの降雨の影響で、開門直後は時計が出やすい馬場だった。それでも直線では鞍上のアクションに比例するように、脚をグングンと伸ばした。下半期3戦目でも見た目に疲れは見えない。手塚師は「時計はどの馬も速かったから基準にはならないと思いますが、動きはいい感じですね。体は変わりないです」と冷静に分析した。