香港カップ(G1、芝2000メートル、10日=シャティン)で地元のロマンチックウォリアー(セン5、C・シャム)は昨年と同じ7番枠から連覇を狙っていく。

枠順抽選会でこの枠を引き当てたオーナーのピーター・ラウ氏は「昨年の香港カップの枠順が7番でした。コックスプレートも7番でした」と話し、陣営にとってのラッキーナンバーを喜んでいる様子だ。

香港ジョッキークラブの公式ニュースはラウ氏について、「香港で人気の家庭用品のチェーン店『ジャパンホームセンター』の共同設立者」と伝えている。ラウ氏は香港調教馬として初めてコックスプレートを制したことについて、「優勝できたことは私自身にとっても、香港競馬にとっても、そして、香港全体にとっても素晴らしいことです。オリンピックで金メダルを獲得したようなものだったと思います。香港全体の士気を高揚させました」と快挙を振り返り、「香港に戻ってから彼の調子はいいですし、ジェームズ(マクドナルド騎手)も体調面について、いいコメントをしてくれているので日曜のレースが楽しみです」と期待を語っている。