ホープフルS(G1、芝2000メートル、28日=中山)の最終追い切りが24日、東西トレセンで行われた。

新馬戦と京都2歳Sを連勝中のシンエンペラー(牡、矢作)は、午前4時30分の開門と同時に坂路に入って、しまい重点で追われて4ハロン56秒9-12秒1で駆け上がった。安藤助手は「いつも通りの調整ができました。普段はとにかく幼いんですが、速いところにいくとすごくいいですね。幼さを素材だけでカバーしています」と絶対能力の高さを口にする。輸送も、コーナー4つも既に経験済み。課題をひとつひとつクリアしながらG1勝利を狙う。