牝馬のレガレイラ(木村)が大外一気の差し切りで重賞初制覇をG1で飾った。ホープフルSがG1に昇格した17年以降、牝馬の勝利は史上初。勝ちタイムは2分0秒2。新種牡馬のスワーヴリチャード産駒はG1初制覇。

<ホープフルSアラカルト>

☆木村哲也師 管理馬3頭の出走で初勝利。JRA・G1はジャパンC(イクイノックス)以来の今年4勝目、通算8勝目。重賞もジャパンC以来で今年8勝目、通算28勝目。

☆C・ルメール騎手 16年レイデオロ以来の通算4勝目。JRA・G1はジャパンC以来の今年7勝目、通算50勝目。JRA・G1・50勝は84年のグレード制導入以降、史上2人目。重賞はターコイズS(フィアスプライド)以来の今年18勝目、通算147勝目。

☆馬主(有)サンデーレーシング 17年タイムフライヤー以来の通算4勝目。JRA・G1は阪神JF(アスコリピチェーノ)以来の今年8勝目、通算75勝目(他にJ・G1・2勝)。重賞も阪神JF以来で今年16勝目、通算238勝目。

☆生産者ノーザンファーム 20年ダノンザキッドから4年連続の勝利で通算14勝目。JRA・G1は先週の有馬記念(ドウデュース)に続く今年17勝目、通算202勝目(他にJ・G1・3勝)。重賞も有馬記念に続く今年50勝目、通算811勝目。

☆関東馬 16年レイデオロ以来の勝利。今年を含む通算成績は関東馬5勝、関西馬34勝、地方馬1勝。

☆1番人気 20年ダノンザキッド以来の通算13勝目。

☆牝馬 牝馬の勝利は、牝馬限定戦だった90年以前を除いて初めて。

☆函館デビュー馬 函館競馬場でデビューした馬の優勝は、ホープフルSがG1に昇格した17年以降で初めてのこと。

※このレースの変遷は84~90年ラジオたんぱ杯3歳牝馬S、91~05年ラジオたんぱ杯3(2)歳S、06~13年ラジオNIKKEI杯2歳S、14~16年ホープフルS(G2)、17年~ホープフルS(G1)。