年明けから短期免許で来日中のレイチェル・キング騎手(33)が、外国人女性騎手初のJRA平地重賞制覇を成し遂げた。

3番人気チャックネイト(せん6、堀)に騎乗。好位3番手を進み、直線では先に抜け出した2番人気ボッケリーニを差し返して鼻差捉える勝負根性を見せた。同馬に重賞初タイトルをもたらし、勝ち時計は2分16秒6。

英国出身でオーストラリアを拠点にするキング騎手は「こういう重賞レースに参加することに非常に感謝しています。このレースで勝利を取れたことは非常にうれしいです。特にサポートしていただいてる堀厩舎の馬ということも素晴らしいです。今回は馬場が悪くて、とにかく自分の馬がリズム良くできることを中心に競馬をしました。リズム良くて手応えも良くて、直線入ったところで他の馬の瞬発力に少し負けたところもあったのですけれども、素晴らしいスタミナを見せてくれたので、勝利を手にすることができました」と振り返った。

ボッケリーニが2着で馬主・金子真人HDのワンツー決着。3着には5番人気クロミナンスが入った。

馬連(11)(12)1160円、馬単(11)(12)2220円、3連複(2)(11)(12)3320円、3連単(11)(12)(2)1万6330円。

(注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください)