1番人気ライトウォーリアが逃げ切り、重賞3勝目を挙げた。勝ちタイムは2分16秒2。金沢の吉原寛人騎手(40)は金沢のグルームアイランドで制した16年以来2勝目、内田勝義調教師(68)は22年ノーヴァレンダ以来2勝目となった。

後続を離しての逃げ。鞍上も「思ったよりヒーローコールが(スタートで)出ていた。それにはペースを握られたくないという思いがあって僕が行こうと。そこからまたプレッシャーも激しくてハミを取りすぎた部分もあった」とオーバーペース気味。最後はナニハサテオキに首差まで迫られたが、「なんとかしのげてよかった」と振り切った。

内田師は「今日は正直、強いなと思いました。よく我慢してくれたなと」と称賛。次走は「できれば」としながらも4月3日川崎の川崎記念(Jpn1、2100メートル)を予定。惜敗続きに終止符を打ち、地元の大一番を目指す。【牛山基康】

◆ライトウォーリア ▽父 マジェスティックウォリアー▽母 スペクトロライト(ディープインパクト)▽牡7▽馬主 (有)キャロットファーム▽調教師 内田勝義(川崎)▽生産者 ノーザンファーム(北海道安平町)▽戦績 29戦8勝(うち中央17戦5勝)▽総収得賞金 1億6219万9000円(うち中央8167万9000円)▽主な勝ち鞍 22年埼玉新聞栄冠賞(S3)、勝島王冠(S2)▽馬名の由来 光の戦士。父名、母名より連想。