土曜東京メインは真冬の名物マラソンレース、ダイヤモンドS(G3、芝3400メートル、17日)が行われ、ワープスピード(牡5、高木)が初の重賞タイトルを狙う。

初めての重賞挑戦となった前走ステイヤーズSは、オープン昇級初戦ながら4着と好走。豊富な持久力が重賞で通用することを証明した。高木師は「切れないけどスタミナは十分」と長丁場への適性を高く評価している。

1月中旬から美浦の坂路、ウッドを併用して順調に乗り込まれ、息をしっかり作っている。1週前追い切りはウッドで6ハロン83秒1-12秒3(直線強め)をマークした。師は「短期放牧でリフレッシュして、ここを目標に順調です。東京に実績があるし、積極策で活路を見いだしたい。楽しみにしています」と、3勝を挙げる府中で期待十分に送り出す。