サッカーのプレミアリーグ、マンチェスター・ユナイテッド(英国)の名将として知られたアレックス・ファーガソン氏が生産し、所有するスピリットダンサーがネオムターフCを制した。

ファーガソン氏は「ファンタスティックです。(昨秋の)バーレーンインターナショナルトロフィーがあって、ここにきて、これだけのパフォーマンスをしてくれました。オイシン(オーア騎手)は今朝、馬がどんどん進化していると言っていました」と満面に笑みを浮かべた。

木曜の朝にはキングアブドゥルアジーズ競馬場を訪れ、調教を視察。インタビューではスピリットダンサーへの思いを語り、名将は日本の競馬についても「日本の競馬は近年、インターナショナルなステージで進化してきています。彼らはたくさんの素晴らしい牝馬を買っていて、本当に楽しんでいます」と言及していた。

同馬を管理するリチャード・フェイヒー師は「私たちはスピリットダンサーをドバイに送るつもりです。今後の様子を見ますが、ドバイに送らないことはないでしょう。彼がドバイワールドカップの夜にいないことは考えられない。いつも心の中で2400メートルまで距離を延ばしたいと思っていました。ただ、今夜はまだ決断しません。国際的な舞台で勝ってしまえば、それはファン(人々)の馬になります。そして、彼は巨大な力を持っています」とコメント。

次走はドバイシーマC(G1、芝2410メートル、3月30日=メイダン)が視野に入ってくる。