21年のセレクトセール1歳馬部門において2億円(税抜き)で落札されたチャンスザローゼス(セン4、中内田)が、2月25日付で競走馬登録を抹消。今後は乗馬となる予定で、現在は岡山県のサラブリトレーニング・ジャパンに入厩している。

父エピファネイア、母ヴィンテージローズで、半姉は神奈川記念を勝ったヴィブラフォン。母系はバラ一族で、祖母ロゼカラーなど多数の活躍馬を輩出している。

22年6月阪神でデビューし2着。2戦目で勝ち上がり、続くアイビーS(リステッド)も制した。馬主が、サイバーエージェントの藤田晋社長ということもあって注目を集め、一躍クラシック候補に名を連ねた。だが、その後に脚部不安を発症。昨夏に戦列復帰後は9、6、10着と力を発揮できず、骨折もあって引退することになった。通算成績は6戦2勝。