ルーキーたちが新風を巻き起こす。明日2日、東西で8人の新人騎手がデビューする。

障害専門の坂口智康騎手(33=尾形)は異色の転身だ。中学時代に視力の問題で騎手の受験資格を満たせず、高校、大学で馬術部へ。その後調教師への道を模索しトレセン入りも、小牧加騎手が馬術競技の選手から障害専門騎手になったことから自身に受験資格があることを知り、再び夢を追った。2月29日までは尾形厩舎の調教助手で、自身の初陣を自ら出馬投票。「チャンスをいただいた馬主様と尾形調教師に感謝していますし、チャンスをものにできるように頑張ります」と力を込めた。