福永祐一調教師(47)が5日、大阪駅でトークショーに出席した。JRAのイベント「回想ステーション」の一環で、今開催を最後にスタンドの改修工事に入る阪神競馬場での思い出を振り返った。

騎手時代には99年桜花賞をプリモディーネで制し、JRA・G1初制覇を果たした。「思い出のレースですね。いま振り返っても偶然うまく乗れましたが、これを必然でできるようにならないといけないと思った」と明かした。調教師となった今は、同レースが目標に。「関西の競馬関係者は優秀な牝馬が入ってきたら、桜花賞を第一の目標に掲げますから。そういうところを目標にしていきたい」と力強く語った。