土曜の福島牝馬S(G3、芝1800メートル、20日、1着馬にヴィクトリアM優先出走権)で、永島まなみ騎手(21=高橋康)が、自厩舎のペイシャフラワー(牝4)で重賞初制覇を目指す。

9度目の重賞騎乗へ、17日の追い切りで手綱を取り、Cウッド6ハロン83秒1-11秒7。エルプロフェッサー(3歳未勝利)に半馬身先着し「左に張るところがあったのでハミを替えました。反応、しまいの動きとも良かった」と好感触をつかんだ。前走キタサンブラックCは13着も、高橋康師は「ヨーイドンの競馬では分が悪かった」と振り返る。そこで「今回は距離を延ばしてみる」と師。初の1800メートル&格上相手で永島騎手の手綱さばきに注目だ。