短期免許を初取得し今週から騎乗を開始したタイグ・オシェア騎手(42)がジャミーレ(牝4、斉藤崇)で1番人気に応え、JRA6戦目で初勝利を挙げた。

スタートで若干遅れ、道中は中団。直線では大外を回りぐんぐんと脚を伸ばす。残り200メートル過ぎで抜け出し、2着に3/4馬身差をつけた。

今年のドバイワールドCをローレルリバーで制した同騎手は「初めての日本でこういう形で勝利できてうれしいです。ゲートは出ましたが、周りを怖がって後ろからになりました。それでも馬の力を信じて直線は外に出したら伸びてくれました。JRAをはじめ、サポートしてくださる方々に感謝しています。これから数多く勝ちたいです」と笑顔でマイクを握った。