経営者としても馬主としても“新皇帝”へ! 「-新しい未来のテレビ- ABEMA(アベマ)」「ウマ娘」などで知られるサイバーエージェントの藤田晋社長(51)が、凱旋門賞(G1、芝2400メートル、6日=仏パリロンシャン)で日本の悲願に挑む。所有する世界的良血シンエンペラー(牡3、矢作)は、現地でも2、3番手と目される有力馬だ。日刊スポーツの特別インタビューを前編、中編、後編の3回に分けてお届けします。
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【藤田晋オーナーのインタビュー ~後編~】
-自身にとって馬主とは
藤田 もちろん個人でやっているんですけど、勝って会社に花が届いたりすると恥ずかしいですよね(笑い)。(社員が)からかう感じで声をかけてきますね。「すごいっすね」とか。僕はもう明確に趣味であり娯楽なんですけど、一緒にやっている競馬関係者が本業で戦っているので、それに負けないような気持ちでやろうと思っています。
-「ホリエモン」堀江貴文氏も再び馬主免許を取得した
藤田 (所有馬)タドウリョクについては聞いてないんですけど、生まれた時には言ってましたよ。「これがデビューする時にまた馬主免許をとれるんだ」って。僕よりもともと(競馬を)好きだったので。
-今後目指すレースは
藤田 まだ国内のG1も中央では勝ってないですし、古馬G1はまだ全然(出ていない)ですし。ドーブネがちょっと出たぐらいで。さっきシンエンペラーの可能性って言われてハッとしたんですけど、今まで3歳戦ばかりだったので。
-馬主としての将来像は
藤田 もともと金子(真人)さんや里見(治)さんのような大馬主のポジションを考えていたんですけど、そんな雰囲気にはなってきたので、長くそれを続けられたらなと。長期的にですね。みんな見ていて飽きなさそうなので。ダービーを何回も勝っているノースヒルズの前田(幸治)会長が「あと3回は勝ちたい」と言っていたので(笑い)。
-シンエンペラーとフォーエバーヤングには、ゆくゆく種牡馬としての期待もかかる
藤田 もちろんです。毎年セリで買っている身としては「種牡馬がいたら相当気分がいいだろうな」と。コントレイル産駒を買ったら、前田会長に「ありがとう」と言われました。(シンエンペラーとフォーエバーヤングの)この2頭は、ダート種牡馬も手薄だし、シユーニ産駒もけっこう可能性を感じるし、ぜひなってほしいですね。そういう意味でも、この1週間はめっちゃ大事ですね。
-「ウマ娘」の今後については
藤田 計画にはあまりタッチしていないんですけど、映画も劇場で見てクオリティーに感動しました。よく作ったなと。1つ1つの仕事のクオリティーを高くしてやることがIP(知的財産)として価値を高めることをより感じました。「ウマ娘」のチームもシンエンペラーに期待してくれているみたいです(笑い)。
(おわり)

