2年連続の挑戦となったサトノグランツ(牡5、友道)は、またしても世界の壁に跳ね返された。クリストフ・スミヨン騎手(43)を背に挑んだが、昨年と同じく3着に敗れ、リベンジは果たせなかった。道中は8頭立ての5番手を追走。4コーナー手前から鞍上に促されて加速し、直線で追い上げたもののタイトル獲得はならなかった。
昨年覇者レベルスロマンス(セン7、C・アップルビー)が逃げ切って連覇を果たした。
海外ならではのアクシデントにも見舞われた。本来なら前日15日に1年前と同じアルライヤン競馬場の芝2400メートルで走る予定だったが、芝の状態が悪く当日の1Rで落馬事故が起き、急きょ1日延期と開催場の変更が決まった。友道師は「滑るような馬場で、1Rで落馬などもあり、ジョッキーたちから『乗らない』という話があったようです」と説明。距離も100メートル短縮となり、日本でG2・2勝の実力馬も思わぬ事態に振り回された。
アミールトロフィーは高額賞金レースとして知られている。国際格付けはG3(カタールではG1)だが、今年の総賞金は250万ドル(約3億8750万円)、1着賞金は142万5000ドル(約2億2100万円)となっている。

