日本のフォーエバーヤング(牡4、矢作)が香港の最強馬ロマンチックウォリアーに競り勝った。坂井瑠星騎手(27)と、人馬ともに待望の海外G1初制覇。矢作芳人調教師(63)との師弟タッグで、世界の頂点に立った。
◇ ◇ ◇
香港の歴史的名馬、日本馬の前に何度も立ちはだかってきた最強馬ロマンチックウォリアー(セン7、C・シャム)は首差2着に敗れた。世界が注目したダート初挑戦。好位追走から4角で進路を外へ。直線入り口では絶好の手応えで先頭に立ち、押し切るように見えたが、最後はフォーエバーヤングの末脚に差し切られた。
主戦のジェームズ・マクドナルド騎手はレース後、潔く敗戦を認めた。「彼(ロマンチックウォリアー)は信じられないほど素晴らしい走りをしました。私は彼のことを誇りに思います。敗れはしましたが、完璧な競馬をしてくれました。少しキックバックを受けましたが、きれいにコーナーをまわってくれました」。
3着以下を10馬身以上離した2頭のマッチレース。香港最強馬の力は存分に見せつけた。「断言できます。(ロマンチックウォリアーの脚が)止まったわけではないんです。ストライドも変わっていません。フォーエバーヤングがどれだけすごい馬なのか、そして、このレースがどれだけすごいレースだったのかがわかると思います」。自らのパートナーの走りをたたえ、それを負かしたフォーエバーヤングに対し、称賛の言葉を贈った。

