武豊騎手は皐月賞騎乗馬がなかったが、定年を迎える恩人のために20日は中山で騎乗した。
5R(3歳1勝クラス、芝1200メートル)に出走したヒデノブルースカイ(牡、梅田)の担当者は、伊藤雄二厩舎で多くの名馬を手がけた田中一征厩務員。「阪神か中山かどちらに乗るかで、田中さんの馬がいるなら中山で」と東上を決めた。レースは後方から流れ込んで8着。「5月いっぱいと聞いていたので俺が乗るのは最後かな。写真を撮りたいと思って。長年お世話になって、エアグルーヴやファインモーションなどすごくいい馬にたくさん乗せてもらった。長年一緒にやってきたので寂しいですね。お世話になりましたと伝えると、応援しているからと言ってくれました。騎手は定年がなくていいなと。いっぱいいい思い出があります」と名残を惜しんでいた。

