ジャパンCが終わって、世界の競馬は香港に舞台を移します。
14日(日曜)には日本の精鋭8頭が挑む香港国際競走がシャティン競馬場で開催、その週の10日(水曜)には香港島のハッピーバレー競馬場で12人のトップジョッキーによる国際騎手選手権が行われます。
4つの競走で最多ポイントを獲得した騎手に贈られる賞金は、この種の騎手招待競走で最も高い60万香港ドル(約1200万円)。
選ばれた12人は日本でも騎乗経験があって知る顔ばかりです。
今年の日本代表はC・ルメール騎手、欧州からは凱旋門賞とジャパンCを制したM・バルザローナ、欧州の女性騎手を代表するH・ドイル、ゴドルフィン主戦のW・ビュイック、それに08年から、このイベントに参加を続けているR・ムーアを加えた4名が選出されています。
米国からはジャーナリズムでプリークネスSを制したU・リスポリ、オーストラリア勢はロマンチックウォリアー主戦のJ・マクドナルドと“キング姐さん”として日本でもおなじみになったR・キング。22年まで香港で活躍したJ・モレイラも選ばれました。
地元代表は騎手ランキングで現在1位のZ・パートンと2位のH・ボウマン、ゴールデンシックスティの主戦として知られるC・ホーの3名。このうちドイル騎手は先月5日から短期免許を取得して現地で騎乗中。香港を準地元とするマクドナルド騎手も先月から香港で騎乗して、香港国際競走の前哨戦のうち2つを制すなど相変わらず隙のない騎乗を披露しています。
8月末に発表されたけが(大腿(だいたい)骨骨折)の具合から今年いっぱいの休養が見込まれていたムーア騎手は驚異の回復を見せて3日(水曜)の英国リングフィールド競馬場で約3カ月ぶりに騎乗を再開。異常がなければ香港に向かう予定になっています。
【ターフライター・奥野庸介】(ニッカンスポーツ・コム/極ウマコラム「ワールドホースレーシング」)

