グランプリ、第70回有馬記念(G1、芝2500メートル)は28日に中山競馬場で行われる。ファン投票で選ばれた馬を中心に、1着賞金5億円を懸けて、熱い戦いが今年も繰り広げられる。フルゲートは16頭。
注目の枠順抽選会は25日午後5時から行われる。
武豊騎手(56)は過去に騎乗機会4回連続で1枠を引き当てたことがあった。その様子を振り返る。
★14年トーセンラー=1枠1番(8着) この年、JRA60周年の有馬記念を盛り上げる企画として、初めて枠順公開抽選が行われた。フジテレビ内にスタジオを設け、美浦・栗東を中継で結んだ。スタジオの田中将大投手(当時ヤンキース)、松山康久元調教師がボールを引いて出走馬を1頭選定、関係者が希望枠順を選択。これを全馬繰り返す方法だった。トーセンラーは松山氏に引かれ、4番目に馬名が呼ばれた。武豊騎手は迷わず「1枠1番」と最内枠を選択。「1枠1番で、1着。そろそろ来るか(馬名が呼ばれるか)と思って、次に来たら1番かなと思っていました」とコメントした。
★15年騎乗馬なし
★16年キタサンブラック=1枠1番(2着) 陣営が16頭中13番目に登壇した時点で、残る馬番は1番、2番、9番、16番の4つ。「1枠が空いてるね」。「ですよね」。武豊騎手が清水久師と短く言葉をかわし、選んだボールの中から出た数字は1番。武豊騎手は「まだ枠順抽選ですから。ちょっと驚いた。ファン投票1位より、枠順より、1着がいい」。
★17年キタサンブラック=1枠2番(1着) 抽選は6番目。武豊騎手が右腕で引いたのは1枠2番。「一番欲しかった」。喜びのあまり、馬番2番を示す紙に思わずキスをした。会場に集まった約700人からは大きな拍手が起きた。
★18年オジュウチョウサン=1枠1番(9着) 10番目に回ってきた抽選。武豊騎手が右手で引いた紙には「1枠1番」と記されていた。約500人が集まった会場に大きな歓声が起きた。3年連続の1枠ゲットに「驚きましたね。欲しかった枠。思い切って乗るだけです」。

