最終候補発表を間近に控え、北米競馬の年度表彰「エクリプス賞」について、X(旧ツイッター)上では複数のメディア関係者が自身の投票内容を公開し、議論が白熱している。
「デイリーレーシングフォーム」のデビッド・アラゴナ氏(ハンデキャッパー)は1日、自身のXアカウントに「私の2025年エクリプス賞投票」という言葉と各部門の投票内容が映った画像を投稿。自身が出演し、年末に公開された「デイリーレーシングフォーム」のユーチューブチャンネルの対談動画を続けて投稿した。
投票の有資格者と思われるアラゴナ氏は最優秀ダート古馬牡馬部門の1位にシエラレオーネ、2位にフィアースネス、3位にマインドフレームを選択。この3頭を破り、BCクラシックを制した日本のフォーエバーヤングには投票していないことを明らかにしている。
アラゴナ氏はエクリプス賞について語った対談動画の中でも同僚のマーカス・ハーシュ氏が「エクリプス賞は北米競馬の賞なので、どんな馬であっても、一戦しかしてない外国の馬に与えるものではないと思います。北米を拠点にする馬に投票するつもりです」と語ったのに対し、「私たちはほぼ同じ意見です」と賛同していた。
同氏の投稿には他のXユーザーから異論の声が噴出。「(名前のない)フォーエバーヤングはどこ?」という声が寄せられると、アラゴナ氏は「私は米国で1回しか出走していない馬には投票しません。賞の精神に反していると思います」と説明。別のユーザーの「フォーエバーヤングはBCクラシックですべての馬を打ち負かしました。それに彼の他のレースがカウントされないとしても、彼のシーズンは他のどの牡馬よりも印象に残りました」という意見に対しては、「私はフォーエバーヤングの大ファンで、彼のキャリア全体を通して、彼のことを絶賛してきました。でも、これらの賞は北米での1年間の功績をたたえるものです。彼は北米ではなく、世界的なスターなのです」「私が(フォーエバーヤングの)ファンだからといって例外を作るつもりはありません」と自身の態度を語っている。
競馬ファンとみられる別の複数のユーザーも「彼(フォーエバーヤング)は米国で一度しか走ってないが、米国競馬で最も価値の高いレースを走って、彼はそれを勝ったんだ。彼に投票するのはオーケーです」「彼(フォーエバーヤング)が北米で走っていたら、あなたのトップ3(シエラレオーネ、フィアースネス、マインドフレーム)を毎回ボコボコにしてるよ、わかるだろ。あなたは絶対にそれをわかってるよね? そんなこともわからないの?」とアラゴナ氏に異論をぶつけている。
2025年のエクリプス賞の各部門の最終候補3頭(あるいは3名)は近日中に発表。現地22日にフロリダ州のホテルで授賞式が行われる。日本馬は21年にBCフィリー&メアターフを制したラヴズオンリーユーが最優秀芝牝馬部門を受賞している。

