7番人気の兵庫オディロンがゴール前の争いから抜け出し、DG競走初制覇を果たした。道中は中団に構え、2周目の向正面からじわじわ進出。直線入り口で3番手まで押し上げると、吉村智洋騎手(41)の気合に応えて伸び、最後はこのレース3連覇に挑んだセラフィックコールを捉えきった。大金星に向けられた拍手、歓声に鞍上は何度も手を挙げて応えた。「本当に精いっぱい頑張ってくれて、ありがとうと伝えたい」とパートナーに感謝。「兵庫の最強馬として戦いに来て、しっかり結果が出たことによって、兵庫の馬も強いんだぞと見せられたと思います」と胸を張った。森沢友貴調教師(52)は「どこまで通用するのか分かりませんでしたが、うちの厩舎に来て一番の出来。そしてジョッキーの好騎乗。このメンバーでこのレース、驚きもあり、夢が広がりました」と笑顔。続けて「胸を張って臆することなく、南関や中央の馬に挑んでいきたい」と今後を見据えた。【渡辺嘉朗】
◆オディロン ▽父 キタサンブラック▽母 パラフレーズ(ピヴォタル)▽牡7▽馬主 橋元勇気▽調教師 森沢友貴(園田)▽生産者 笠松牧場(北海道浦河町)▽戦績 26戦9勝(うち中央18戦4勝)▽総獲得賞金 1億9178万2000円(うち中央7438万2000円)▽主な勝ち鞍 25年白鷺賞、園田金盃、高知県知事賞▽馬名の由来 人名より

