今村聖奈騎手(22=寺島)が女性騎手クラシック初騎乗初制覇を果たしたオークスで、ジュウリョクピエロ(牝3、寺島)を担当する、佐々木助手が今村騎手の人物像を打ち明けた。

「僕らの前では感情の起伏を出さないんです。しんどい時期もあったと思いますが、こっちにはそれを見せないんです。1年目は激流の中を進んでいるという感じで。本人もデビューしたばかりで、気づいたら進んでいるという風だったと思います。2年目以降になって、成績が出ない時もありましたが、やることはちゃんとやっていました。朝は絶対に出遅れないところとか、自分の体のコンディションを理解して、ひとりの騎手として確立しているところなど。決して腐りませんでした。世間に見えないところで努力できたことが実を結んだのだと思います。だから厩舎のみんなが、聖奈が頑張っていることを知っているので、みんなで聖奈と一緒に頑張ろうと、そうなっています。それを信じて寺島先生も、聖奈をコンスタントに乗せているのだと思います。ピエちゃん(ジュウリョクピエロ)も聖奈が自力で勝って、はい上がってきた馬です。オークスも聖奈に乗って欲しい。そう思っていました。これだけみんなが聖奈のことを応援してくれるのは、聖奈が作り上げてきたものなんだと思います。ほんとうに、聖奈とG1を勝てるなんて夢のようです!」。

結果が出ない時も近くで見守ってきただけに、感慨もひとしおの様子だった。