世界ランキング1位タイの大本命、連覇を狙ったオンブズマン(牡5、J&T・ゴスデン)はまさかの4着に敗れた。勝ったのはレースのスポンサーを務める「ジャドモントファーム」所有の3歳馬アイテム(牡3、A・ボールディング)でうれしいG1初制覇となった。勝ちタイムは2分8秒44。
プリンスオブウェールズSで連覇を果たし、ドバイターフも勝っているゴドルフィンのオンブズマンと、仏ダービー&エクリプスSを制しているクールモアの3歳馬コンスティテューションリバー(牡3、A・オブライエン)の一騎打ちが期待された今年の英インターナショナルS。
3頭出しだったクールモア陣営はペースメーカーになるはずだったアクションが出遅れ、ホークマウンテンがレースを引っ張る予想外の展開。最後の直線の攻防では早め先頭のコンスティテューションリバーに最内からオンブズマンが馬体を併せたが、2頭の伸びはもうひとつ。外を走ったアルマカム、大外のアイテムが残り1ハロンで豪快に伸びて、最後はアイテムがアルマカムを力強く差し切った。
頭差2着のアルマカムはタタソールズゴールドCを制し、前走プリンスオブウェールズSは4着に敗れていたが、巻き返しに成功。2着から3馬身半遅れた3着がコンスティテューションリバー。オンブズマンは4着に沈んだ。
レーシングポスト電子版の記事によると、がっかりの結果に終わったオンブズマンのジョン・ゴスデン調教師はレース後、散水と降雨で馬場が悪化し、瞬発力が生きなかったことを敗因に挙げた。
勝ったアイテムはフランケル産駒。デビューから無傷の3連勝で挑んだ英ダービーで9着に敗れたが、今回と同じ舞台の前走G2ヨークSに続く連勝で通算成績は6戦5勝となった。オーナー、管理するアンドリュー・ボールディング調教師、鞍上のコリン・キーンはキングジョージ6世&クイーンエリザベスSを制したカルパナと同じ。

