史上初の牡牝3冠制覇ジョッキーへ。18年目の松山弘平騎手(36)が2冠馬ロブチェン(牡、杉山晴)とともに、菊花賞(G1、芝3000メートル、25日=京都)で史上9頭目のトリプルクラウンに挑む。
その胸中を語ったロングインタビューを前中後編の3回に分けてお届けする。【取材・構成=太田尚樹】
-周囲からは「いい人」「人格者」と評価される
いや、いい人ってもっといっぱいいますからね(笑い)。人格者でもないですし、そういうのは幸さんとかだなと思うので。幸さんとかと接してると「そうなりたいな」と思うし、でも「なれないな」と思う自分もやっぱりいるんですよ。すごいなって。僕は「第2の幸さん」とか言われたりするんですが、全然違います。幸さんは本当にすごいので。
-ダービーを勝ってから心境の変化は
自分自身は特に変わらないですけど、やっぱり「ダービージョッキー」と言ってもらえるのはうれしいです。そういう目で見てくれる人が多くなったなと。僕っていつまでも若手のイメージがあると思いますし、自分自身もまだまだ若手みたい感覚でしたけれども、ダービーを勝ってもうひと皮むけたというわけではないですが、周りからの印象は変わったかもしれないですね。
-勝てば史上初の牡牝3冠制覇となる
もちろんとりたいですね。ここを逃したらもう一生あるかないか。史上初って言われいてるぐらいだから、簡単にできることではないですし、そのチャンスがあるなら、それはやりたいです。本当に甘くないと思ってますし、そこ(史上初)はあとからついてくるものかなと。それを意識してとかっていうのは、今はあんまりないです。でも(史上初がかかるのは)杉山先生もそうですし、そうなったらすごいなって思いますね。

