ジャカルタ・アジア大会に臨む野球の社会人日本代表が18日、都内で直前合宿を開始した。

 捕手のエース背番号「27」を背負う木南了捕手(26=日本通運)は「去年からこの大会が大事と言われてきて、1年間かけて何度も一緒に練習も準備も重ねてきたメンバーですので。94年大会から金メダルを取れていないので、金メダルを目指して頑張ります」と話した。

 同じく捕手にはDeNAやソフトバンクで活躍した細山田武史捕手(32=トヨタ自動車)も名を連ねる。年齢差はあっても、練習では互いに大きな声を出しチームを盛り上げている。

 木南は「同じ捕手ですので、いろいろ勉強させていただいてます」と笑顔で話し、チームワークの良さをうかがわせた。25歳の辻野雄大捕手(ホンダ)も含め、捕手3人体制で、24年ぶりのアジア制覇を目指す。