ソフトバンクの本拠地ペイペイドームに隣接する商業施設「BOSS E・ZO FUKUOKA」に新たなカフェがオープンした。九州を中心に展開する「FUK COFFEE」。代表取締役社長の古舘伸二さんが大のホークスファンという縁があった。23年のシーズン開幕直前に合わせ、3月30日から開業される。
プレオープン期間に足を運んでみた。アメリカーノ、水出しコーヒー、抹茶ラテ、ほうじ茶ラテ…。店内も白を基調に清潔感であふれており、まさに「映えスポット」と言える。フードメニューはホットドッグや、濃厚なバニラアイスが上にのせられるプリン。今回はアイスアメリカーノとプリンをいただき、ゆったりとした時間を過ごした。試合開始前、優雅にコーヒーを飲むのもいい。
「FUK COFFEE」があるフロアは、飲食店が集まる3階。豚骨ラーメンや中華料理、ステーキ店が並ぶ中で唯一のコーヒーショップだ。担当者は「今のフロア状況を考えたときに、足りないのは休憩ができるカフェでした。社長さんがホークスファンということで、スムーズに話が進みました」と話した。
ソフトバンクの後藤芳光球団社長兼オーナー代行(60)は3月上旬、「BOSS E・ZO FUKUOKAは福岡を代表する商業施設にしたい」と明かしていた。3月31日からは「栗原陵矢展」が開催。副キャプテンの知られざる過去が明かされる。野球観戦の前に、ぜひ立ち寄ってみてほしい。【ソフトバンク担当=只松憲】