日刊スポーツのサイトを見て「あれ?」と、ちょっとだけ驚いてしまった自分が恥ずかしい。
イチロー擁するマリナーズがヤンキースに初戦敗退と見出しにあるのです。
もちろん実際の試合であるはずもなく、これはパソコンでのシミュレーションゲーム。日本同様、野球が開幕しない米国でもいろいろとファンを楽しませようと試みていることが分かります。
ここで少しだけクイズです。「4月22日」は何の日でしょうか。
イチロー・ファンならご存じでしょう。選手イチローが最後に安打を放った日なのです。
18年4月22日(日本時間23日)に行われた敵地テキサスでのレンジャーズ戦でした。
スタメン出場したイチローは第1打席で一塁内野安打を放つと第2打席でも遊撃に安打を放ちました。その後、5月2日のアスレチックス戦まで3試合に出ましたがすべて無安打に終わっています。そして同3日、マリナーズの会長付特別補佐に就任して、試合には出場しなくなりました。
その翌年、つまり昨年19年3月の東京ドームで現役復帰しましたが2試合で引退を表明。今に至っています。残念ながら、東京ドームのアスレチックス戦2試合では安打を放つことはできませんでした。
従ってイチローの輝く日米通算4367安打目は「4・22」に記録されているというわけです。
それにしても、このコロナ禍。オフ、キャンプから仕上げてきて「さあ! 本番」というときにシーズンが始まらない。日米とも選手にとれば気の毒としか言いようがありません。
しかし、ここで思い出すのがイチロー氏の引退時に我々がよく言っていたことです。
イチロー氏は前述した通り、18年4月を最後にプレーしていませんでした。そして東京ドームのグラウンドに立ったのが19年3月。選手として約1年のブランクがあったのでした。
もしも18年の時点でマイナー・リーグに特別参加するなりして、プレーをしていれば。実際には契約でそれはできなかったのですが、東京ドームでのプレーも少し違ったのでは…と今でも思っています。
そして現在。大リーグも日本も実戦は行われていません。それは現役選手もスタッフとして動くイチロー氏にとっても同じこと。試合ができないのは同じ条件です。となれば…。
今季どうなるかは未定ですが、今から調整していけば、来季の「イチロー現役復帰」ということもあったりして…。そんなことを思ってしまうのです。
前代未聞のこの状況が、そんな奇跡につながれば…。開幕を待ちながら、妄想を広げてしまうのです。




