今夏、日刊スポーツは「球児からの手紙」と題し、全国高校野球選手権大会が中止となった高校球児が、率直な心境や周囲への感謝を書いた手紙を紹介した。

甲府工・山村貫太外野手からお父さんへの手紙
甲府工・山村貫太外野手からお父さんへの手紙

甲府工(山梨)・山村貫太外野手(3年)は、元プロ野球選手で、ドラフト1位で阪神に入団し、近鉄、楽天で投手として活躍した父宏樹さん(44)に手紙を書いた(写真)。

山村が甲府工を選んだのは、父がコーチをしていたからだった。「父と一緒に甲子園に行きたい」。その一心で入った。一番尊敬しているのは父。将来の夢は「プロ野球選手」。いつだって父の大きな背中を追いかけてきた。

手紙では父と歩んだ2年半の感謝を記した。そして今後の飛躍を誓った。【三須佳夏】