準々決勝で大阪桐蔭を倒した大阪偕星学園が古豪の大体大浪商を破り、春夏通じて初の甲子園を決めた。

 3回に戸嶋泰貴内野手(3年)の適時打で1点を先制。その裏に同点に追いつかれたが、6回に4番の田端拓海主将(同)のスクイズで1点を勝ち越し、7回にも的場優斗内野手(2年)の適時打で追加点を挙げた。8回裏に1点差に迫られたが、9回に戸嶋の適時打でダメ押し。その裏の無死満塁の大ピンチも1点でしのぎ、初の頂点に立った。

 山本監督は終了直後は号泣。「苦労して苦労してここまで来ました。接戦になればうちのものと思っていました。大阪代表として恥じない試合を甲子園ではやりたい」と声を詰まらせた。

 大阪偕星学園は1929年(昭4)に此花商業学校として創立した私立校。73年に此花学院に改称し、13年に現校名となった。特進コース、総合コース、スポーツコースがある。OBに元広島金城基泰投手、元近鉄米崎薫臣内野手ら。所在地は大阪市生野区勝山南2の6の38。