第88回選抜高校野球(20日開幕・甲子園)に初出場する札幌第一(北海道)が14日、新千歳空港から関西入りした。出発前には札幌市役所と北海道庁を表敬訪問。高橋はるみ道知事から「北海道の代表として精いっぱい戦ってきてください」とエールを受けたエース上出拓真主将(3年)は「いよいよだなと気が引き締まった。自分たちが思っている以上にプレーを見てもらっている。頑張らないといけない」と道民からの期待を受け止めていた。

 頼りになるアニキが加わった。09年夏甲子園出場時に背番号18でベンチ入りしたOBで理学療法士の中村大喜さん(24)だ。菊池雄人監督(43)からの要望で、同行が決まった。甲子園の雰囲気を知る先輩は「コンディショニングの面で支えられれば」。現役時投手だったこともあり「昨日は足を伸ばすストレッチをしてもらった。OBなので頼りにしてます」と上出。ナインは信頼を寄せている。

 昨年道勢52年ぶりの準優勝を果たした東海大四は同じ札幌地区。板垣昭彦札幌副市長から「札幌市民の応援の熱は上がると思いますよ」と、初陣日本一へ、プレッシャーをかけられた。上出は「出るからには目指していきたい」と意気込んでいた。【保坂果那】