横浜・藤平尚真投手(3年)が決勝打を放ち、延長11回の末、東海大相模を下し準決勝進出を決めた。

 今秋ドラフト上位候補の藤平尚真投手(3年)が先発したが、2点リードの8回裏に東海大相模・山田啓に同点2ランを打たれて降板。石川達也投手(3年)にマウンドを譲り、右翼の守備へ回った。試合は延長に入り、11回表1死。石川が右翼戦へ二塁打を放ち2死二塁で、藤平が左中間へ決勝の二塁打を放った。

 平田徹監督は「疲れました。絶対に負けられない戦いだったので、選手たちの執念が見られてうれしかったです」とたたえた。