3季連続全国4強の秀岳館が監督不在危機を乗り越え3-1で九州学院を下し2年連続の夏の甲子園出場を決めた。

 8回まで1-1の死闘になった。だが突発性不整脈で入院中の鍛治舎巧監督(66)を甲子園に連れていく執念で9回に2点を勝ち越し。投げては最速148キロ2人の左腕リレーで1失点に封じた。

 広部就平主将(3年)は「もう1度、監督に指揮を執ってもらい、日本一を目指したい」と意気込んだ。