智弁和歌山が延長10回、逆転サヨナラ勝ちで2000年以来18年ぶりの4強入りを決めた。

 明後日3日の準決勝で東海大相模(神奈川)と対戦する。

 試合経過は以下の通り。

 創成館は1回表、3安打に3四死球を絡め打者一巡の攻撃で3点を先制。智弁和歌山先発・小堀の立ち上がりを攻めた。

 智弁和歌山は2回裏、黒川史陽内野手(3年)のソロ本塁打で1点を返す。

 創成館は3回表、平松大輝捕手(3年)の適時打で1点を加え4-1と再び突き放した。

 智弁和歌山は3回裏、プロ注目の強打者、林晃汰内野手(3年)の左翼へのソロ本塁打で再び2点差。

 創成館は4回に1点、5回にも2点を加え7-2と5点差を付けた。

 智弁和歌山は5回裏に猛反撃。打者一巡の攻撃で3点を奪い6-7と1点差に迫った。

 創成館は7回表、2死二、三塁から野口恭佑外野手(3年)の適時打で2点を奪い9-6とした。

 智弁和歌山は7回裏、東妻純平捕手(2年)の適時打で7-9。

 智弁和歌山は9回裏、先頭打者が安打で出塁。1死後四球で一、二塁。投手ゴロで2死一、三塁。四球で2死満塁。平田龍輝投手(3年)の左前適時打で2者生還し9-9の同点に追いつき延長戦へ突入した。

 創成館は10回表、1死三塁から鳥飼悠斗内野手(3年)の犠飛で10-9と勝ち越した。

 智弁和歌山は10回裏、2死一、二塁から黒川史陽内野手(3年)が左越えに逆転サヨナラ適時打を放った。