対外試合禁止の処分を受け約1カ月ぶりに練習試合を行った高崎健康福祉大高崎(群馬)が劇的なサヨナラ勝ちを収めた。

 初回にいきなり3点を奪われる展開になったが、8回に10-10の同点に。9回2死一塁で4番の高山遼太郎内野手(3年)がサヨナラ2ランを放った。両チームから7本塁打が飛び出る空中戦だった。

 高崎健康福祉大高崎は部員の部内暴力が発覚し、対外試合を自粛。26日に行われた日本学生野球協会の審査室会議で5月24日~6月23日まで対外試合禁止の処分を受けていた。群馬大会は出場する予定で、1回戦は7月9日に館林商工戦が控えている。