中央学院の西村陸投手(3年)が、3安打完封勝利でベスト16に導いた。

 初回から、ストライク先行でテンポよく打たせてとるピッチング。春の県大会後から磨いてきた、という真っすぐで凡打の山を築いた。

「これまでは、コーナーをついて、うまくタイミングをずらして投げていたんですが、今は真っすぐに自信があります」と、成長したピッチングに胸を張った。

 プロ注目の大谷拓海投手(3年)は、5月下旬、練習試合で頭に打球を受け、この日も試合出場はなかった。試合後、「もう、大丈夫です」と復調をアピール。相馬幸樹監督(38)は「しかるべきタイミング、しかるべきポイントで、と思っている」と今後の試合出場を示唆した。