日本高野連の竹中雅彦事務局長は20日、監督による体罰行為があったことが判明した春日部共栄について、同行為が今春センバツの出場校選考に影響を与えることはないとした。

横浜市内で取材に答え「審議は終わっています。2月1日の(日本学生野球協会の)審査室会議に上申します。ただ、監督の不祥事であり、チームに関し、うんぬんはありません」と話した。同校は昨秋の関東大会で準優勝しており、25日に出場校が発表されるセンバツ大会への出場が確実視されている

同校によると、本多利治監督が昨年4月の練習試合中、部員に平手打ちをしたり、蹴ったりしていた。竹中事務局長は「(センバツに)選ばれる可能性は高いが、多分、監督を代えるのでは。監督には反省してもらって。審査室の決定次第ですが」との見通しを口にした。